am3:15のうわごと

カップにひとつの角砂糖を。

私はバラバラになる

淡い色が目に溶けてふわふわ浮かんでる

うまく泳げなくてぐるぐるもがいてる


深い深い底にある その光が

なんなのか知りたくて 手を伸ばした


胸を引き裂く痛みに慣れなくて

ひとりで耐えることには慣れて


涙はいつから出なくなったかな

空中に問いかけた



ふと頬からしずくがぽたり



未来なんてわからなくて

声をあげても儚い

伸ばした手の分 深く沈んで

私はバラバラになる


見たい世界もわからなくて

それを探しても儚い

殺したその分 心が死んで

私はバラバラになる