2020-04-22 私はバラバラになる 詩 淡い色が目に溶けてふわふわ浮かんでるうまく泳げなくてぐるぐるもがいてる深い深い底にある その光がなんなのか知りたくて 手を伸ばした胸を引き裂く痛みに慣れなくてひとりで耐えることには慣れて涙はいつから出なくなったかな空中に問いかけたふと頬からしずくがぽたり未来なんてわからなくて声をあげても儚い伸ばした手の分 深く沈んで私はバラバラになる見たい世界もわからなくてそれを探しても儚い殺したその分 心が死んで私はバラバラになる